目の難病

人工網膜で「光」回復 阪大教授ら効果確認

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人工網膜システムのイメージ
人工網膜システムのイメージ

 目の難病「網膜色素変性症」で失明した患者に電子機器の「人工網膜」を植え込み、視力を回復させる研究を、不二門尚(ふじかど・たかし)・大阪大教授(医用工学)らが進めている。既に臨床研究として失明患者への手術を実施し、効果を確認。来年度に本格的な臨床試験(治験)を申請し、医療機器として2021年の承認取得を目指す。

 網膜色素変性症は、網膜内で視覚情報を受け取る「視細胞」に異常が起き、視野が狭まったり、暗がりで見えづらくなったりする遺伝性の病気。3000人に1人が発症するとされ、進行すると失明につながる。iPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた再生医療も検討されているが、現時点では根治する手立てがない。

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