記録文集

「私からの伝言」発行 「ヒロシマ」「シベリア」後世に 県高齢者生協 /長野

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戦前から戦後を生き抜いた約60人の暮らしや思いがつづられた記録文集「私からの伝言」=長野市南長池で
戦前から戦後を生き抜いた約60人の暮らしや思いがつづられた記録文集「私からの伝言」=長野市南長池で

 県高齢者生活協同組合(本部・長野市)が、高齢の組合員から戦争体験などを聞き取り、約10年前から製作してきた記録文集「私からの伝言」10冊をセットにして発行した。80~90歳(取材当時)を中心に60人分を掲載しており、既に亡くなった人もいる。広島での被爆体験やシベリア抑留生活など戦前~戦後を生きた庶民の暮らしや後世に伝えたい思いが記された貴重な資料となっている。

 組合員が高齢化する中で「次世代に伝える小冊子」を作ろうと同組合の創立10年事業として2006年から始まった。組合員がインタビューし、主に聞き書き形式で挿絵や写真も豊富に盛り込んで編集。6人分をA5判1冊に収録し、組合員向けにほぼ毎年発行してきた。10冊目の節目を迎えたのを機に、若い世代にも読んでもらおうと、セットにして500部を用意。公立図書館や県内の高校、大学などに約250部寄贈している。

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