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福島第1原発にて=須山勉

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福島第1原発2号機=2015年11月、本社ヘリから森田剛史撮影
福島第1原発2号機=2015年11月、本社ヘリから森田剛史撮影

 福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で9日、過去最高となる毎時650シーベルト(推定)の放射線が観測された。人がいれば、1分足らずで死亡するレベルだという。

 たまたま私もこの日、日本記者クラブの視察団の一員として同原発にいた。東京電力の案内で、主に移動するバス内からメルトダウン(炉心溶融)した1~3号機などを見た。1号機まで約80メートルしか離れていない高台でバスを降り、遠隔操作で進む廃炉作業を10分余り直視する機会もあった。

 この間の服装はヘルメットにマスク、手袋、線量計などを入れる薄いベストを着用した程度。構内の除染などが進み、防護服は不要とのことだった。視察後、被ばくした放射線量を測ってもらうと0・03ミリシーベルト。ちなみに、胸部X線の集団検診を1回受けると0・06ミリシーベルト程度とされる。帰ってから知人や家族にこの話をすると、一様に「えっ、そんな軽装で大丈夫だったの?」と驚かれた。

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