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安倍晋三首相は今回の訪米で、トランプ大統領と2日間、計11時間以上をともに過ごした。外交・通商政策をテーマにした14日の衆院予算委員会の集中審議では、「蜜月」ぶりを世界にアピールした両首脳の間で、どんなやりとりがあったのかに与野党の関心が集まった。【光田宗義、影山哲也】
米の役割、直接「指南」
各国首脳の中でトランプ氏と最も長い時間を過ごしたことは、首相の自信になったようだ。衆院予算委で自民党の大野敬太郎氏から「トランプ氏とどう向き合うか」と問われた首相は「自由世界のリーダーとしての役割を果たしてもらわなければ世界はより混乱し、不確実性が一層増す」と直接「指南」したことを明かした。そこには、主要7カ国(G7)の首脳の中でドイツのメルケル首相らに続いて在任期間が長くなった自負もにじむ。
そのうえで「トランプ氏とどんな対話をしたのか、ぜひ聞かせてほしいという要望は(各国から)たくさん来ている」と述べた。
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