金正男氏殺害

柔らかな物腰も 「危険分子」の過去背負う

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北京の外交関係者「平壌は彼にとって不便な所なのだ」

 【北京・西岡省二】「人に不快感を与えない」「質問をあからさまに断らない」。北京やマカオで金正男(キム・ジョンナム)氏(45)に会ったことのある情報機関関係者は、こう振り返る。ボディーガードもなく、たった一人で外国に出向く。こわもての父親・金正日(キム・ジョンイル)総書記(故人)とは対照的に、金正男氏は物腰が柔らかだった。

 金総書記が存命だった2000年代、金正男氏は北京やマカオ、バンコクを行き来していた。本人が管理しなければならない人脈が中国や日本、韓国、フランスなど各国にいたとされた。「そういう人たちと接触するため、外国にいる。平壌は彼にとって不便な所なのだ」。当時の金正男氏の境遇を、北京の外交関係者はこう解説していた。

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