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再思三省

第47回 おひな様の季節に

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 「再思三省(さいしさんせい)」とは何度も考え、何度も自らを省みること。実際に紙面に登場した事例などをひきながら、月1回、三つずつのテーマで気をつけたい事柄をつづっています。なお、この中には必ずしも一般的に間違いとはいえないものもあります。読者への配慮や紙面上の統一などの点から決めているものは、理由とともに示しています。

    たとえ100段飾りでも

     ひな段、ひな檀→ひな壇

     おひな様を飾る台は、一般に「階段状の壇」とされ「ひな壇」と書きます。もっとも「ひな段」の表記も用いられ、国語辞典の中には両者を併記するものもありますが、毎日新聞用語集に記載されているのは「ひな壇」のみ。「ひな檀」はよくある「壇」と「檀」の入れ替わりで、当然ながら間違いです。 

    お金の向きを考えて

     献金先→献金者

     上の例は「建設業者名簿のように献金先が並ぶ政治資金収支報告書」という文章に含まれたもの。「献金」は「金銭を献上すること」(大辞泉)なので、「献金先」はお金の動く方向の先、すなわちお金を受け取る側でなければなりません。この場合なら政治家側が「献金先」、報告書に名前が並ぶ業者側は「献金者」などとなります。

    固有名詞は入れ替え不可

    「豊穣の海」→「豊饒の海」

     三島由紀夫の小説の題名。ともに読みは「ほうじょう」。「豊穣」は「穀物が豊かにみのる・こと(さま)」(大辞林)、「豊饒」は「地味が肥えていて作物がよくみのる・こと(さま)」(同)と意味もほぼ同じですが、固有名詞なので入れ替われば間違いになります。「五穀豊穣」など一般用語としてよく使われるのは「豊穣」ですが、「穣」が表外字のためか、「豊壌」と誤られることも。こちらは「肥えた土地」のことで意味が違います。

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