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廃校、もう一度集いの場に

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廃校となった旧原宿中の屋上に広がるプールを利用したビオトープ。ボランティアの岡田伊佐子さんらが管理をしている=東京都渋谷区のケアコミュニティ・原宿の丘で=柴沼均撮影
廃校となった旧原宿中の屋上に広がるプールを利用したビオトープ。ボランティアの岡田伊佐子さんらが管理をしている=東京都渋谷区のケアコミュニティ・原宿の丘で=柴沼均撮影

 少子化が進むなか、各地で公立学校の廃校が相次いでいる。思い出が詰まった校舎を残してほしいとの要望が強く、地域の活性化にもつながるとして、各地で校舎の活用が始まっている。

 ●町のビオトープ

 ファッショナブルな人が行きかう原宿に近い、東京都渋谷区の旧原宿中学。屋上に広がる池にはヤゴやメダカがすみ、鳥たちも時折舞い降り、水を飲んでは羽ばたいていく。ここは、プールを改造したビオトープ(生物空間)。隣には区民菜園も広がり、一般に開放されている。管理ボランティアの一人、岡田伊佐子さん(73)は、「天気が良いと富士山もみえる。町のど真ん中に自然があることは大変貴重で、来た方に喜ばれる」と話す。

 1962年に建築された校舎は99年、「ケアコミュニティ・原宿の丘」としてよみがえった。1階はデイサービスの老人介護施設、2階は区の教育センター、3階は地域住民のサークル活動に使われている。屋上はしばらく放置されていたが、区民から利用を促す声があがり、2001年に緑の空間に生まれ変わった。

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