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第二の故郷で

インドシナ難民は今/3 姫路市立東小教諭・金川香雪さん 日本語指導に尽力 /兵庫

「成功例」示し意欲向上へ

 「日本のお母さん」。姫路市立東小の金川香雪教諭(60)は、インドシナ難民やその子供たちから、そう呼ばれることがある。約20年前から支援に関わり、自立を助けてきた金川さんには延べ400人の「教え子」がおり、時に身内同然に相談を受ける。

 姫路市は難民の定住促進センターが1996年に閉所後、多くのベトナム人が暮らし、市内に約2260人(昨年2月現在)、日本語教育が必要なベトナムにルーツのある小中学生は市内に約200人(昨年5月現在)いる。金川さんが95年に花田小で日本語指導担当教諭となった時も、校内に24人のベトナム人がいた。

 教えるうちに気がついたことがある。日本で育ち、会話を流ちょうに話す児童も、学年が上がると語彙(ごい)不足から成績が下がりがちなことだ。「家庭環境が背景にあるのでは」。児童にはそれぞれ苦手分野や学力に違いがある。それを補うのが家庭での学習だが、日本語で教えられる学力を持つ難民の保護者は少なかった。城東小に移った99年以降は、地元総合センターなどで補習教室を開き、個別指導に力を入れた。定年退職者らも…

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