大相撲

横綱昇進記念特集 稀勢の里、我慢の綱 19年ぶり日本出身 モンゴル勢の壁越え、国技支える覚悟

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初場所千秋楽で稀勢の里(手前)が白鵬を破り、優勝に花を添えた=東京・両国国技館で2017年1月22日、竹内紀臣撮影
初場所千秋楽で稀勢の里(手前)が白鵬を破り、優勝に花を添えた=東京・両国国技館で2017年1月22日、竹内紀臣撮影

 ついに「第72代横綱・稀勢の里」が誕生した。先月22日が千秋楽だった大相撲初場所で大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦部屋=が初優勝し、場所後に横綱に昇進した。日本出身の横綱誕生は1998年夏場所後の第66代若乃花以来、19年ぶり。茨城県出身では第7代稲妻、第19代常陸山、第34代男女ノ川に続き、4人目の横綱となった。長く期待されながら、あと一歩のところで逃し続けてきた好機を見事につかんだ稀勢の里のこれまでの歩みを追う。【村社拓信】

 当初「綱取り場所」ではなかった初場所で、稀勢の里は初日から白星を並べた。重圧を感じずに臨めたのか、危ない場面からでも得意の左からの押っつけで体勢を立て直す落ち着いた取り口を見せた。9日目に琴奨菊に敗れても崩れることなく、「優勝すれば横綱昇進」の雰囲気は高まっていった。

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