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保育所

人手不足、ブラック化 「辞めません」誓約書要求 保育士、怒りとため息/賞与返還、法人は否定

労働組合のスタッフ(左)に職場の状況について相談する保育士ら=埼玉県川口市で2017年2月13日

 保育士不足が深刻化する中、複数の保育所を運営する埼玉県内の社会福祉法人とグループの株式会社が、保育士に賞与を渡す際「1年間辞職しません」との誓約書を提出させていたことが分かり、問題となっている。誓約書は保育士が年度途中で辞めるのを防ぐためだが、保育士らを支援する労働組合は「労働環境の改善ではなく、誓約書で離職を減らそうとするのはありえない」と主張。専門家は「辞めさせないために脅しをかけるような事業者は、少なからずある」と指摘する。【桐野耕一】

 誓約書を書かせていたのは、グループ全体で首都圏に約50の保育所を展開する社会福祉法人と株式会社。同法人や保育士らによると、2015年3月と16年3月に「年度末賞与」を支給する際、1年間継続して勤務する保育士を対象に支給するとの趣旨から、あらかじめ「1年間退職しません」と記載された誓約書に押印とサインをさせ、提出を求めていた。

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