連載

変わる学び

グローバル化や情報社会の更なる進展など、社会の変化に対応できる思考力・判断力を育むことを目指した今回の学習指導要領改定案は「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)の導入や小学校5、6年の英語教科化などが盛り込まれ、「戦後最大規模の改定」との見方もある。大きな変革の波が寄せる教育現場の今を報告する。

連載一覧

変わる学び

学習指導要領改定/5止 デジタル教育、専門家頼み

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
プログラミング作品を制作する京陽小学校の子どもたち=東京都品川区で、伊澤拓也撮影
プログラミング作品を制作する京陽小学校の子どもたち=東京都品川区で、伊澤拓也撮影

 パソコンが並ぶ東京都品川区立京陽小学校の教室。児童が画面上の「実行」ボタンをクリックすると、自作のキャラクターに吹き出しがつき、京陽小の行事についての説明文が現れた。「3歩進む」「回転する」といった動作を選択すれば、画面上のキャラクターがその通りに動く。

 5年生はプログラミング学習用ツールを使い、新入生が見て楽しむ作品を制作している。3人1組で相談しながらの作業はにぎやかだ。

 小学校では2020年度に「プログラミング教育」が必修化され、コンピューターを動かす体験を通してプログラムの基礎的な理解を深める。京陽小はその先駆けで、14年度に授業を始めた。研究主任の西下義之教諭(51)は「『こう指令したらこう動くのでは』と考えることが論理的思考力を養う。分からないことがあってもまず自分で考え、友人同士で教え合うようになった」と効果を実感する。

この記事は有料記事です。

残り728文字(全文1101文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集