金正男氏殺害

北朝鮮、遺体返還を要求…司法解剖に抗議

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 【クアラルンプール西脇真一】北朝鮮の金正男氏(45)が殺害された事件で、在マレーシアの北朝鮮大使が17日、正男氏の遺体をマレーシア政府が司法解剖したことに抗議し、遺体の即時返還を求める声明を発表した。マレーシア政府関係者によると、マカオにいる正男氏の家族も在マレーシア中国大使館を通じて遺体の引き取りを求めており、遺体返還を巡る対立が浮き彫りになった。

 今回の事件で、北朝鮮が公式の反応を示したのは初めて。北朝鮮大使は声明で「マレーシア側が我々の許可や立ち会いもなく司法解剖を強行した」と主張。「人権侵害の極みだ」として、解剖結果の受け入れを拒否すると強調している。毒殺など自国が不利になりそうな解剖結果が出ることを警戒しているとみられる。

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