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JR大阪駅(大阪市北区)北側のうめきた地区で、早朝の時間に「うめきた朝ガク」が開かれている。出勤前のひととき、誰でも参加できる学びの場だ。参加者は社会の課題に向き合い、まちづくりを語り合っている。
2013年8月に始まったうめきた朝ガクは先月26日、第40回の節目を迎えた。この朝のテーマは「音なき声を社会に 聴覚障害者の価値を届けるサイレントボイスの挑戦」。非言語のコミュニケーション研修を提案する企業「サイレントボイス」代表取締役の尾中友哉さんは、聴覚障害のある両親の間に育った経験を基に研修プログラムを考案した。
尾中さんが「声を出さずに意思疎通を試しましょう」と呼び掛けた。参加者らは無言のまま、体を動かして身ぶり手ぶりで伝達した。「スノーボード」を表現する意図が相手に伝わらず、受け手は「サーフィン」と間違うなど声を出さない伝言に苦心し、笑いが漏れた。参加者は「結構難しい」「言葉の大切さを痛感した」と感想を分かち合った。
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