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詩歌の森へ

文芸ジャーナリスト・酒井佐忠さんの「詩」に関するコラム。

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言葉の花束を贈る=酒井佐忠

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 本阿弥書店主催の第31回俳壇賞と第28回歌壇賞の授賞式が東京・市ケ谷で開かれた。俳壇賞は蜂谷一人(はつと)さん(「いつき組」所属)の「虚子忌」(30句)、歌壇賞は大平千賀さん(「短歌人」所属)の「利き手に触れる」(30首)と佐佐木頼綱さん(「心の花」所属)の「風に膨らむ地図」(同)である。

 蜂谷さんは、<白靴を箱より出せば風つのる>と自然な感覚で「白靴」の新鮮さを表現したかと思うと、<両耳を吊らるるやうに立つ夏野>など独自の不思議な世界にも挑戦。虚子…

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