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ともに・2020

おちない噺を創る/1 笑いで弔いたい ホーム事故契機、全盲落語家の決意

 昨年12月半ば、愛知県岡崎市の障害者施設。全盲の落語家として知られる桂福点さん(48)=大阪市東淀川区=は、食卓に赤い布を敷いただけの即席の高座に上がった。口演するのは、自身の創作落語「メールの話」。男性が視覚障害を隠し、メールで女性と友達になろうとする話だ。

 男性のメールは誤字脱字が多い。「メールで話すの楽しいな。それじゃあ、股(また)あ下(した)(またあした)」などと送ってしまい、女性の怒りを買う。文面が会場に映し出されるたびに観衆約30人が噴き出す。男性は視覚障害を明かし、女性は聴覚障害を告白。2人の関係は一気に近くなる。

 人生半ばで聴力を失った中途失聴者でつくる団体に頼まれ、創作した。中途失聴者は手話も読唇も苦手な人が…

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