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男の力誇示にNO「女性のための作品を」

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「ウーマンリブの旗手」田中美津さんに聞く(上)

 1970年代に日本で巻き起こったウーマンリブ(女性解放運動)のリーダーで、現在は東京都八王子市で鍼灸(しんきゅう)院を営む田中美津さん(73)が、アダルトビデオ(AV)の出演強要問題に強い関心を寄せている。この問題に関連して、さまざまな女性が自らの思いを発信し、“性のタブー”を乗り越えようとしている姿が40年前の自分たちに重なるからだ。「生き生きとした彼女たちを見ていると、時代の変化を感じる。私たちは『性の解放』を掲げて袋叩きに遭ったから」。現代女性の力強さをたたえる一方、「男が喜ぶポルノしか作られてこなかった現実が、今回のAV強要問題を引き起こしている」と指摘し、男性たちの性意識や自意識に変化が見られないことを嘆く。

 田中さんは昨年9月、AV強要問題などをテーマに都内で開かれたイベント「女が語るAV業界」(一般社団法人ホワイトハンズ主催)に足を運んだのをきっかけに、登壇者だった脚本家でAVメーカー代表の神田つばきさんらと交流を深めており、新たな女性向けAVの制作などについて一緒に議論している。「女が今まであまり考えないようにしてきた世界の扉を開け、『AVって何だろう?』と問うきっかけになったのは大きい」と、A…

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