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公立鳥取環境大の徳田悠希講師(古生物学)らの研究グループが、約1000日かけて分裂するイシサンゴ類の一種の様子を確認した。深海の環境や生態系の研究につながるという。
島根大汽水域研究センターの原口展子特任助教らとの共同研究で、研究成果は今月2日にオンライン英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。
日本海や太平洋の海底に生息するクサビセンスガイ(センスガイ科)が、自らの骨格を溶かして上下に分裂する過程を観察。徳田講師によると、同種のサンゴが成長過程で二つの個体に分かれることは知られていたものの、実際はどのように分裂するかは分かっていなかったという。
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