多摩動物公園

希少ゲンゴロウの繁殖成功 展示開始

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ヒメフチドリゲンゴロウは腹側の後方や後ろ脚だけが濃い褐色なのが特徴=多摩動物公園で2017年1月24日、斉藤三奈子撮影
ヒメフチドリゲンゴロウは腹側の後方や後ろ脚だけが濃い褐色なのが特徴=多摩動物公園で2017年1月24日、斉藤三奈子撮影

 多摩動物公園(東京都日野市)は、沖縄県の西表島や石垣島など南西諸島に生息し、絶滅が心配される水生昆虫「ヒメフチトリゲンゴロウ」の繁殖に成功し、園内の昆虫園本館で展示を始めた。

 ゲンゴロウの仲間は国内で133種が確認されている。北海道から南西諸島まで広く分布し、水田や池など水辺に生息。漢字で「源五郎」と書き、長野県では食用にされるなど身近な生き物だった。

 水質の変化に敏感で、その生息は、豊かな生態系が維持されているかどうかの指標でもあるゲンゴロウ。1950年代以降、水田の放棄や農薬の使用、ブラックバスやホテイアオイなど本来いない動植物の移入などで生息環境が悪化し、都内では少なくとも5種が絶滅している。

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