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音楽玉手箱

こまどり姉妹/中 食べる物もない貧困、いじめられ強くなる=専門編集委員・川崎浩

2人で歌っていたカフェの入り口前に立つ、銭函時代のこまどり姉妹。右から姉の栄子、妹の敏子=1949年秋、本人提供

 1945年、樺太(現ロシア・サハリン)で終戦を迎え、北海道に戻って来た7歳のこまどり姉妹(双子の姉・長内栄子、妹・敏子)を待っていたものは、考えられないほどの貧しさだった。炭鉱労働者の43歳の父は肺を病み、仕事ができる状態ではなかった。父母には別々の配偶者や子供がおり、故郷に身を寄せるといった状況でもなかった。長内一家は土地勘のある炭鉱町周辺に住み、家計は母の稼ぎに頼ることになった。

 「母は父より二つ年上で、秋田美人で歌がうまかった。貧しくても明るく楽しい家庭だった」と2人は思い出…

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