来年3月の開館を目指す鶴岡市文化会館(同市馬場町)の改築工事を巡り、同市は21日、43億5519万円を2017年度一般会計当初予算案に盛り込んだと発表した。総事業費は96億7600万円に上り、当初12年の基本計画で45億円とした事業費見込みの2倍を超えた。記者会見した榎本政規市長は「何十年、百年に一度の改築。優れた建築物として出来上がりつつあり、やむを得ない」と、理解を求めた。3月1日に開会する市議会3月定例会に提出する。【長南里香】
老朽化で11年に決定された新文化会館の改築については、芸術性の高いデザインに地元の建設業者が二の足を踏むなど、3度にわたって入札が成立しなかった経緯がある。市はそのたびに増額を重ね、総事業費は2倍近い86億円に膨らんだ。
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