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水説

「自分第一」の人たち=中村秀明

 <sui-setsu>

 各地でこんなことが起きているとは知らなかった。

 全国の地方議会が昨年から相次いで「私たち議員を厚生年金に加入させてほしい」という意見書を可決し、制度変更を国に働きかけているのだ。大量辞職の富山市議会など、議員によるお金がらみの不正が次々に浮上した中でのことである。

 その数は1月の段階で、900を超える市町村・道県議会に及ぶという。「厚生年金に加入できれば引退後の生活不安が和らぎ、人材の確保につながる」との理屈である。若手の立候補者が少ない地方議会の現状打開を表向きの理由にしている。

 かつて地方議員には、自らの掛け金と自治体負担(税金)による独自の年金制度があった。だが、市町村合併…

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