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ただの技術展示会=二木一夫

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 1970年大阪万博のフジパン・ロボット館は当時気鋭の漫画家、手塚治虫がプロデューサーを務めた。41体のロボットが登場し、子どもたちとジャンケンしたり記念撮影したりする。ロボットと人間との共存を考える展示もあった。「未来はこうなる」と描けたのも新世代の自由な発想があったからだ。

 2025年万博の大阪開催を目指す国の検討会で、経済産業省は「未来社会」など4案を万博のテーマとして示した。大阪府の「健康・長寿」では若者がワクワクしないという意見があり、幅を広げたというが、漠然とした感じもある。

 そもそも今回は「経済の起爆剤」を狙った誘致であり、経済界は「万博を国の成長戦略の柱に」と注文をつける。6400万人が詰めかけた70年万博の成功体験の記憶はそれほど強い。

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