シリア

23日に和平協議再開 政権と反体制派、不信深く

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ジュネーブで10カ月ぶりに

 【カイロ秋山信一】シリア内戦の政治的解決を目指し、国連が仲介するアサド政権と反体制派との和平協議が23日、ジュネーブで約10カ月ぶりに再開される。政権側は軍事的優位を背景に強気で交渉に臨む構えだが、反体制派もアサド大統領退陣に固執し、妥協する気配はない。ロシアとトルコが仲介して昨年12月に発効した一時停戦が空洞化するなど相互不信は根深く、協議をどこまで継続できるかも不透明だ。

 今回の和平協議は、現政権に代わる移行統治機構の設立や新憲法の起草などを決めた2015年12月の国連安全保障理事会決議が土台になる。和平協議は昨年1~4月に断続的に開かれたが、アサド大統領の処遇などを巡る対立から決裂。安保理決議が想定していた移行統治機構の設立期限(昨年6月)は過ぎたが、仲介役のデミストゥーラ国連特使(シリア担当)は期限にこだわらずに話し合いを進めたい考えだ。

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