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論点

変わる道徳教育

 <オピニオン opinion>

 道徳が正式の教科となる。小学校は2018年度、中学校は19年度から、検定教科書を使った授業が始まり、児童・生徒の評価も行われるようになる。安倍政権の教育改革の一環として決まった道徳の教科化を巡っては、愛国心教育強化を懸念する声も少なくない。どう考えたらいいのか、道徳教育に詳しい専門家に聞いた。【聞き手・湯谷茂樹】

 これまでの道徳の授業は、副読本などを使って「答え」を読み取らせるものだった。それが、学習指導要領の改定で「考え、議論する道徳」に方向転換することになった。「多面的・多角的に考える」との言葉が目標のなかにあり、従来の心情に重きを置いた道徳が、思考中心の道徳に変わる。高校の公民科に新設される科目「公共」との接続を見据え、小・中学校での道徳科は、市民として自己や社会について考える訓練をする場と位置づけることも可能になる。

 国民国家の学校が取り組む道徳教育は、単なるしつけとは違う。国民の権利の尊重が原点で、民主主義が大原則になる。社会について学ぶ時も、価値に焦点を当てる道徳は、社会科とは違ったアプローチができる。

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