津波予報データベース

断層の向き情報を見直しへ 

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 気象庁、16年11月の福島県沖地震受けて

 気象庁は23日、「津波予報データベース」で想定している全国の断層の向きの情報を見直すことを明らかにした。昨年11月の福島県沖地震(マグニチュード<M>7.4)の際、仙台港(仙台市)で予測を超える津波が観測されたのは、この向きが実際とは異なっていたことが原因とする分析結果を受けた措置だ。

 この地震で同庁は、仙台港の津波の高さを0.2~1メートルと予想し、宮城県沿岸に津波注意報を発表した。実際には1.4メートルに達し、この津波到達後に警報に切り替えた。

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