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経済観測

食料主権が脅かされかねない=資源・食糧問題研究所代表 柴田明夫

 もっと慎重であるべきだ。農水省が今国会に提出しようとしている主要農作物種子法(種子法)を廃止する法案のことである。昨年11月に政府・与党が策定した「農業競争力強化プログラム」は、生産資材価格の引き下げを最大のテーマとしている。その中で「種子・種苗について、国は民間活力を最大限に活用した開発・供給体制を構築する」とうたっている。

 問題は体制整備のために「民間の開発意欲を阻害している主要農作物種子法を廃止するための法整備を進める…

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