陸前高田市

高台か、にぎわいか どこに新庁舎で賛否の声

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市庁舎の建設候補地にあがっている小学校(右)。1階が浸水した手前の住宅は震災から間もなく6年になる今も当時の姿のままだ=岩手県陸前高田市で2017年2月1日、根本太一撮影
市庁舎の建設候補地にあがっている小学校(右)。1階が浸水した手前の住宅は震災から間もなく6年になる今も当時の姿のままだ=岩手県陸前高田市で2017年2月1日、根本太一撮影

復旧候補地3カ所めぐり

 東日本大震災で市街地が壊滅した岩手県陸前高田市の新市庁舎の復旧候補地3カ所をめぐり、賛否の声が上がっている。候補地に津波の被災地域が含まれているためで、市側はかさ上げなどの対策を理由に「安全」とし、地元にも新市街地となるこの被災区域で建設を望む意見がある。一方、犠牲になった市職員の遺族らは「浸水域外が原理原則」として疑問を投げかけている。市は3月、どこに建てる方針かを市議会で明らかにする。【根本太一】

 旧市街地にあった3階建て庁舎は、津波で水没。現在、職員は高台に建つプレハブの仮庁舎で働く。市は新庁舎建設に向け、今の市立高田小学校の改修や解体で対応する案を示す。校舎1階が津波に襲われ、児童らは避難し無事だったものの、市は2019年度には学校を高台に移転させることにしている。

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