長期化、高齢化が深刻な問題となっている「ひきこもり」。長い間、「男性に多い問題」と考えられてきたために、ひきこもる女性たちの生きづらさは見過ごされ、放置されがちだった。ところが最近、「ひきこもり女子会」なる取り組みが始まったという。なぜ「女子会」? 男子禁制の集まりにお邪魔した。【小国綾子】
「緊張しちゃうな」。胸に手を置き、深呼吸した後、女性(36)は話し始めた。「小学校では6年間いじめられました。中学でも高校でもずっといじめは続きました。死にたいと思いました」。大学でようやく、いじめと無縁の日々を送れたのに、折からの氷河期で就職活動に乗り遅れ、アルバイト先でパワハラを受け、24歳から自宅にひきこもった。何度も働こうとしては、うつ状態や不眠に悩まされ、仕事を続けられなかった。
「『大学まで行かせたのになぜ?』と母親がなげくのを聞くのが何よりつらかった」。そんな女性の言葉に、参加者たちは小さくうなずいた。
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