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/9 囲碁 呉柏毅三段 母に背中押されプロへ /大阪

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「山崎まさよしの歌が好き」と話す呉柏毅三段=大阪市中央区の関西棋院で、新土居仁昌撮影
「山崎まさよしの歌が好き」と話す呉柏毅三段=大阪市中央区の関西棋院で、新土居仁昌撮影

呉柏毅三段(21)=大阪市西区在住

 2015年8月から16年2月にかけ、19連勝した。10連勝目の相手は同じ台湾出身で同い年の余(よ)正麒(せいき)七段(21)。余は本因坊戦と名人戦の両リーグを経験し、タイトル戦にも挑戦した若手ホープの一人。その余に勝って連勝は二桁に。周囲から「すごい」と声が上がり、勢いが加速。羽根泰正九段(72)や坂井秀至八段(43)らタイトル経験のある実力者を次々破り、半年間、負けなしの白星街道を突き進んだ。

 「羽根先生との碁は、こちらがはっきり負けの碁。ダメが詰まって、最後に手になりました。坂井先生との碁も、見損じをしてくれて残った。倒したというより、拾った碁。19連勝は実力以上の結果です」。自称・悲観派からは自嘲と謙遜の言葉しか出ない。ただ、昨年3月2日の本因坊戦予選で原正和初段(18)=現二段=に連勝を止められたのには、「後で悔しさが募った」。ともあれ、この活躍で第44回関西棋院賞の連勝賞と永井…

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