メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

現代デザイン考

「カッコいい」の正体 「動き」追究したカッサンドル

 「カッコいいデザイン」について考えている。

 きっかけは山中俊治・東京大教授への取材だった。ロボットや家具など多岐にわたるプロダクト、さらにアスリートのための義足をデザインしている。

 山中教授は何度か、義足やそれが躍動する状態を「カッコいい」と表現した。美術、造形分野を取材していると作品を形容する多彩な言葉に出合うが「カッコいい」は意外と聞かない。単純に響くので、口にしづらいのかもしれない。

 だが、次第に分かったのは山中教授の定義が、一般的な「姿・形の良さ」や「行動が潔い様子」と異なることだ。いわく「うまくいっている状態を人間はカッコいいと捉える」。アスリートの鍛え上げられた肉体を例に挙げ「(カッコいいと感じる)美意識はよく機能していることに対する直感ではないか」と説明され、目からポロリとウロコが落ちた。

この記事は有料記事です。

残り736文字(全文1093文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. #自助といわれても 気づいたら全財産103円 42歳女性が「見えない貧困」に落ちるまで

  2. ファクトチェック 「野党議員は自宅待機 自民党議員は無症状即入院」ツイートは不正確

  3. 「1日で49人の相手を…」 過酷な労働、波乱の人生赤裸々に 「からゆきさん」肉声テープ発見

  4. 刃物で襲いかかられ警察官が発砲・命中 横浜のマンション

  5. 「市にうそつきと思われショック」児童扶養手当、突然の打ち切り 元夫の意外な行動

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです