米国

狙われるユダヤ教徒 墓石倒壊や脅迫電話、相次ぐ トランプ氏の影響か

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 【ワシントン三木幸治】米国で今年に入り、ユダヤ教徒を狙った犯罪が頻発している。トランプ米大統領を支持する白人優越主義者の関与が疑われている。ユダヤ人団体はマイノリティー(人種的少数派)への暴言を繰り返すトランプ氏の存在がこの種の犯罪を増加させているとみて、警戒を強めている。

 ペンシルベニア州フィラデルフィアのユダヤ人墓地では26日、約100基の墓石が倒れているのが見つかった。倒壊は広範囲に及んでおり、警察はヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性が高いとみている。20日には、ミズーリ州セントルイスのユダヤ人墓地でも約170基の墓石が倒される事件があったばかりだ。

 全米のユダヤ教コミュニティーセンターには「爆弾を仕掛けた」という脅迫電話も急増している。20日にはテキサス州ヒューストン、イリノイ州シカゴなど11のセンターに同様の脅迫電話があり、ユダヤ人団体によると1月以降、26州にある53センターに計68回の脅迫電話がかかってきたという。いずれも爆発物は見つかっていないという。

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