「日本は天皇を中心とする神の国」と当時の森喜朗首相が神道政治連盟国会議員懇談会の席で発言し、大きな批判を浴びたのは2000年5月だった。森氏が戦前の軍国主義教育の温床となった教育勅語について「良い面もあった」「普遍的哲学がある」等々とかねて語っていたことも問題視された。
あの時は大半の新聞・テレビが連日、大々的、かつ批判的に報じたものだ。そしてこの発言を機に森政権は国民の支持を失っていった。
あれから17年たって、今度の「森友学園」問題である。
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