生活保護

過払い返還取り消し 県裁決 大津市福祉事務所に /滋賀

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 大津市福祉事務所が市内の20代女性に生活保護を約65万円過大に支給し、返還を求める決定をしたものの、「過払いを知らず、突然高額を返せない」と訴える女性の審査請求を受けた県に取り消し裁決を下されていたことが分かった。女性の代理人弁護士が28日に明らかにした。市福祉事務所は「裁決に従う」としている。

 女性は2013年7月から父と2人世帯で生活保護を受給。同年10月から父が老人ホームを利用することになったが、市福祉事務所は短期入所生活介護基準での保護費に変更しないまま15年9月まで支給。同年12月に過支給分の64万6640円の返還決定を出した。

 女性は「定期的に家庭訪問をしてもらっていた上での支給だったので過払いとは知らなかった」「突然高額を返せと言われても返せない」として16年1月29日、県に決定取り消しを求め審査請求。今年2月23日に取り消しの裁決を得た。

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