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ひと

林えいだいさん=「特攻」の問題と向き合う記録作家

 「過去を再点検しなければ、同じ過ちを繰り返す」

 公害や炭鉱、植民地支配などを題材にルポルタージュの道を歩んで半世紀近くを経た現在、改めて特攻を題材に執筆する。自身も80歳の手前でがんを患い、治療を受ける身で、残された時間は少ない。

 「あの本と出合ったのが運の尽き」。学生時代に読んだ荒畑寒村の「谷中村滅亡史」。栃木県の足尾銅山鉱毒事件のルポだ。「筑豊の史実を掘り起こす」。早稲田大を中退して郷里の福岡県香春(かわら)町に一旦戻り、北九州市の教育委員会などを経て独立した。

 特攻については、福岡市にあった陸軍の帰還者の収容施設「振武(しんぶ)寮」などに焦点を当て、当時の陸軍参謀らの証言を引き出してきた。「機体の故障など何らかの理由で戻った若者に再度、特攻精神をたたき込む。振武寮の存在は軍隊の本質を表す」

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