時は2045年。つまり第二次世界大戦が1945年に終わってから100年。「戦後100年」の日本は原発から出た核のゴミの後始末にほんろうされている。作家、黒川創(そう)さんが著した長編小説『岩場の上から』(新潮社)の設定だ。「使用済み核燃料が危険でなくなるのに10万年といわれるが、何の利益も生まないものを本当に守れるのか。自分の生理から考える容(い)れ物になる小説を書きたかったのです」
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