メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

開花へ

5日号砲 びわこ毎日マラソン/中 宮脇千博(25)=トヨタ自動車

 かつて成長の階段を一気に駆け上った男が、3年ぶりのマラソンに挑む。けがを乗り越えて臨む2度目の42・195キロに向けて、「1年かけて準備をしてきた。最後までマラソンランナーとして勝負をしたい」と力を込める。

 岐阜・中京高では際立った実績こそないが、「世界に近づきたい」と願い続けてきた。高校生ランナーが憧れる箱根駅伝への道は選ばず、卒業後は実業団の強豪・トヨタ自動車に入社。すると、1年目の2010年から駅伝の主力メンバーになり、翌11年には1万メートルで当時日本歴代6位の27分41秒57をマーク。12年もハーフマラソンで当時日本歴代3位のタイムをたたき出し、トラックで狙ったロンドン五輪代表の座にもあと一歩まで迫った。

 あっという間に日本トップクラスに上り詰めた競技人生が暗転したのは、初マラソンだった14年東京。2時間11分50秒で完走したが、股関節周辺の痛みをおして出場したつけが、その後に響いた。座骨や恥骨の疲労骨折に見舞われ、オーバートレーニング症候群にも陥り、約2年間は満足のいく練習が積めなかった。「高校卒業後は土台作りをしたが、それを超える伸び方をした代償が出た」。マラソンでの出場を目指した昨夏のリオデ…

この記事は有料記事です。

残り350文字(全文862文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 京都府警、アベノマスク窃盗容疑で81歳逮捕 自宅からも78枚見つかる

  2. 猛毒「フッ化水素酸」か、こぼれ異臭 東京・秋葉原の路上、けが人なし

  3. 愛知知事リコール運動 大阪・松井市長、賛同の吉村知事に苦言「県民が判断」

  4. 岐阜、長野、茨城……相次ぐ地震の原因は、南海トラフとの関連は 気象庁に聞いた

  5. 20代男性死亡、死者3人に 容疑者「家族殺すつもりだった」 兵庫・ボーガン事件

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです