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時の在りか

1強栄えて吏道廃れる=伊藤智永

 訪米から帰国した週の金曜日夜、報道発表によると、安倍晋三首相は午後7時4分に公邸に引っ込んだきり、終夜

 「来客なし」

 となっている。実際は、公邸に「安倍応援団」のジャーナリストらがひそかに招かれ、

 「訪米大成功祝勝会だ」

 と盛り上がった(私は招かれていません、念のため)。

 関係者によると、今やトランプ米、プーチン露両大統領とも「互角に渡り合う世界のアベ」をたたえて意気上がる面々が、一転してまゆを曇らせたのは、話題が草の根右派組織「日本会議」に移ってからだったという。元々は安倍政治の確信的な支持層だったはずが、どうも最近は足を引っ張ることが多い。

 会長の田久保忠衛氏は外信記者出身の国際政治学者で、プーチン氏やトランプ氏への警戒心が強く、安倍外交の「成果」にも慎重な見方を隠さない。

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