大学病院

厚労省、院長選挙禁止へ「派閥争い、患者不在」

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 厚生労働省は、全国の大学病院の院長選出に関し、教授会などでの選挙を禁止する方針を決めた。学内での派閥争いが影響して医療の安全確保に指導力を発揮できる人材が登用されていないと判断した。外部有識者らによる選考委員会を設けるなど選考過程の透明化の義務づけを盛り込んだ医療法改正案を今国会に提出し、2017年度中にも施行する。

 大学医学部の人事の多くは教授会の選挙で決まる慣例で、山崎豊子さんの小説「白い巨塔」(1965年刊行)で描かれたように、かつては金銭での買収工作など激しい権力争いがあったとされる。院長の任命権は本来、学長にあるが、追認するだけになっている。

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