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不知火のほとりで

石牟礼道子の世界/55 救済

 <日曜カルチャー>

風のあるこの世へ

 この冬、渡辺京二さんがしきりに言う。石牟礼道子さんの最大の理解・協力者と自他ともに認めるこの人は力説するのだった。

 「生まれてきて、いやーっと泣いている。この世はいやーっ、人間はいやーって泣いている。えーん、えーんと、ぐずって泣いている。生まれたときからこの世とうまくいっていない。それが石牟礼道子の本質です」

 石牟礼さんの母ハルノさんは「赤ちゃんのときから泣き出したら止まらない。火がついたように泣く。泣きや…

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