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風知草

世論は風だ。でも世論とは何だ――。永田町を知り尽くす山田孝男特別編集委員の政治コラム。

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森友学園の土地=山田孝男

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 幸せな土地、薄幸な土地というものはある(鈴木博之「東京の地霊」=文芸春秋、1990年)。

 大阪府豊中市野田町1501番はどうか。小学校用地だが、ゴミが埋まっていた。国有地払い下げの不正が疑われている。

    ◇

 登記簿を見ると、今は宅地だが、67(昭和42)年当時は池沼(ちしょう)だった。

 ネットで「豊中市」「変わりゆくまち」を検索すると、「昭和30年代前半の野田地区」の航空写真が出てくる。白っぽく見える田畑の区画の、その一角だけが黒っぽく、いかにも池か沼のように見える。

 それが、「昭和40年代前半」の写真では1501番周辺を除き、住宅が密集している。時あたかも高度成長のまっただ中。

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