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森友学園

「愛知に推薦枠」報告、私学側は否定

森友学園に売却された国有地で建設が進む小学校=貝塚太一撮影

 大阪市の学校法人「森友学園」が大阪府豊中市で開校を予定している小学校の認可を巡り、学園側が2月に開かれた府私立学校審議会(私学審)で、愛知県内の私立中等教育学校への推薦枠があると報告していたことが、府などへの取材で分かった。私立学校を運営する学校法人は毎日新聞の取材に「事実無根」と否定しており、府は「虚偽や不適切な報告であれば問題だ」として学園側に事情を聴くとともに、報告内容を証明する文書の提出を求める方針だ。

 府などによると、森友学園は2月22日にあった私学審の臨時会で、入学希望者の確保策を列挙した資料を配布した。その中に、愛知県にある海陽中等教育学校から、推薦入学枠を提供してもらうことで合意しているという内容が記されていた。

 しかし、同学校を運営する学校法人「海陽学園」(同県蒲郡市)は5日の毎日新聞の取材に「特定の学校に推薦枠を提供することはない。森友学園と協議した記録も残っていない。なぜ名前が挙がったのか困惑している」と答えた。海陽中等教育学校は、全寮制を特色とする中高一貫の男子校で、高い進学実績がある。

 府私学課は、森友学園に対し、海陽学園との合意文書の提出を求めるなど調査を進める。

 森友学園は4月に「瑞穂の国記念小学院」を開校予定で、23日に開かれる私学審の意見を踏まえて府が今月下旬、認可するかを判断する見通し。私学審への報告では、開校時の定員80人(各学年)に対し、入学・転入予定は1年40人、2年5人の計45人にとどまり、私学審委員の多くが財務状況を懸念している。府は14日までに、最新の入学予定者数などを踏まえた収支計画書などを提出するよう学園に指示しており、松井一郎知事は期限内に提出がなければ「認可のスケジュールに間に合わない」としている。【津久井達】

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