アライグマ

野生急増 今年度捕獲4000頭超え、県北にも拡大 農作物や寺社に被害、県全体で対策を /埼玉

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 特定外来生物の「アライグマ」が県内で急増している。今年度の捕獲数は既に4000頭を超え、昨年度の3482頭を大きく上回った。これまで多かった比企郡に加えて県北にも広がり、JR熊谷駅周辺など市街地にも出没しているといい、県農業技術研究センター鳥獣害防除研究チームの古谷益朗担当部長は「被害の有無にかかわらず、全県的に捕獲に力を入れるべきだ」と指摘する。

 「スイカの皮に小さな穴を開けて手を入れた痕跡があり、中は全部食べられていた。器用なものだ」。鳩山町の農業、千葉幸雄さん(77)はあきれ気味に話す。畑で作ったスイカやトウモロコシは、ひどい時には収穫の1割以上がアライグマの食害に遭った。出荷直前のおいしく大きな実ばかりが食べられ、一度、被害に遭うと徹底的に狙われるという。

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