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小久保裕紀(こくぼ・ひろき)さん(45)
2013年秋、プロ野球での指導者経験がないまま日本代表監督に就いた。打診に戸惑ったが、ダイエー(現ソフトバンク)で指導を受けた王貞治さんに背中を押された。「若いんだから失敗を恐れずにやりなさい」。その恩師が06年の第1回で達成したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)制覇に挑む。
自身は長距離打者。そのためヘッドコーチに、西武などで守備走塁の名手として活躍し、きめ細かさが身上の奈良原浩さん、投手コーチには1998年に横浜(現DeNA)を率いて日本一になった権藤博さんを招いた。「足りない部分を補ってほしい」。良きブレーンに支えられ、「勝つための決断」に徹する。
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