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第94回センバツ高校野球

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多治見センバツ初出場 フリー打撃始める 冬場に体づくり パワーを解放 /岐阜

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フリー打撃に汗を流す多治見高の選手=多治見市営球場で 拡大
フリー打撃に汗を流す多治見高の選手=多治見市営球場で

 <第89回選抜高校野球>

 多治見高校野球部でフリー打撃が“解禁”された。冬場の筋力アップや食事トレーニングで体重・パワーをつけた選手たちの打球は鋭さを増している。野球部は昨年11月以降、守備練習を中心に取り組んできた。この4カ月間、選手たちは投手の生きた球やピッチングマシンの球を打ち返す打撃練習はしていない。冬場は地道な体づくりに励み、蓄積したパワーを春に一気に解放する狙いがある。

 フリー打撃練習は今月4日から多治見市営球場でスタート。5日にはピッチングマシンを使った打撃練習のほか、一塁走者を置いて実際に投手の球を打たせるケースバッティングに取り組んだ。昨年11月以来、打者と初めて対峙(たいじ)したエースの河地京太投手(2年)は、指先の感覚を確かめるように丁寧に投げ込んでいた。

 選手たちが振り抜いたバットから快音が響く。永井康裕副部長は「体重が増えた選手たちが特に飛ばしている」とオフシーズンの成果に手応えを感じる。昨秋から体重が8キロ増えた小西克輝選手(2年)は「パワーが付いて今までの打球と違った。早く実戦がしたい」と気持ちを奮い立たせる。

 高木裕一監督は「100点ではないにしても順調に仕上がっている。打者はバットを振れる力が付いてきたし、河地もブルペンで投げているより球威のある球を投げていた」と話し「今後は内外野手の連携やサインプレーをして実戦の感覚を取り戻したい」と本番に備える。【沼田亮】

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