特集

第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。1月28日の選考委員会も速報します。

特集一覧

第89回選抜高校野球

憧れのマウンドに 県内から始球式に2人 /和歌山

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
センバツで始球式を努める上野あゆみさん=和歌山県橋本市で、松野和生撮影 拡大
センバツで始球式を努める上野あゆみさん=和歌山県橋本市で、松野和生撮影

 <センバツ2017>

 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で19日に開幕する第89回選抜高校野球大会で、大会第2日から最終日までの第1試合で始球式をする小学生10人が決まった。近畿2府4県から公募し、県内からは和歌山市立岡崎小学校3年、魚田航大郎さん(9)と橋本市立三石小学校4年、上野あゆみさん(10)が選ばれた。魚田さんは26日、上野さんは29日にマウンドに立つ予定。【成田有佳】

ミットへしっかり投げる 橋本市立三石小4年・上野あゆみさん

 小中学生時代に野球に打ち込んだ父喜彦さん(44)から、「甲子園の始球式のピッチャーに決まったよ」と聞かされた。「初めは『えっ?』と思って、びっくりした」

 野球好きは父譲り。幼い頃からよく奈良県などの高校の野球部に練習を見学しに連れて行ってもらい、ボールの速さや格好良いプレーに引き込まれた。

 小学校に入ってすぐ、地域の学童軟式野球チーム「三石ベアーズ」に参加。初めは怖かった捕球や打撃にも徐々に慣れ、3年になってからは先発メンバーとして出場する機会も増えた。チームが優勝した昨春の伊都支部予選大会では、3試合全てに先発出場し、初戦で1打点を挙げた。

 試合では主に外野の守備に就く。「守っていると胸がどきどきする。だから、本当は打つ方が好き」

 一度は行きたかった甲子園。やってみたかった投手。「チームの監督と練習し、本番ではキャッチャーミットめがけてしっかり投げたい」【松野和生】

ストライク入る練習を 和歌山市立岡崎小3年・魚田航大郎さん

センバツの始球式で投げる魚田航大郎さん=和歌山市森小手穂で、成田有佳撮影 拡大
センバツの始球式で投げる魚田航大郎さん=和歌山市森小手穂で、成田有佳撮影

 和歌山市の学童軟式野球チーム「岡崎スマイルズ」で4年生以下の主将を務める。多くの親族が野球をしていたり、経験者だったりしたため、幼稚園児の頃からボールやバットで遊び、小学生になると早速チームに入った。

 ポジションは捕手。「野球が強い高校に入って甲子園に出て、プロ野球選手になりたい」と将来の夢を語る。父親のいとこで、甲子園で本塁打を放った元箕島の硯昌己さんに憧れている。

 始球式は母絵美さん(37)が内緒で応募。練習からの帰途、絵美さんから聞かされ、驚いたという。甲子園には昨春のセンバツに出場した市和歌山の試合などを観戦しに行き、憧れを強めていた。「あのグラウンドに立てるんや」。始球式が待ち遠しくて仕方ない。

 父雅司さん(37)はチームのコーチを務める。「マウンドから本塁までの距離を高校野球と同じにして、お父さんとストライクが入るように練習したい」と笑顔で語った。【成田有佳】

あわせて読みたい