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おもしろいもの観た?

落語はSFによく似合う

左から、柳家三三、盛隆二、安井順平=カメラマン、田中亜紀撮影

 落語家が芝居に出ることも、俳優が落語を演じることも珍しくない。けれど、落語と芝居の語り口を織り交ぜながら一つのストーリーを紡ぐと、どうなるか。そんなことに挑んだのが前川知大率いる「イキウメ」のカタルシツ演芸会「生きてる時間」(前川作・演出、2月15~18日、東京・あうるすぽっと)。落語という話芸の可能性に斬り込んだ前川のSF的ストーリーと、落語家の柳家三三のさえざえとした端正な口調ががっちりかみ合い、かつてない痛快な体験となった。

 近未来の日本。国の社会実験が行われている町で、住民は手の甲にライフログ(生活の記録)や遺伝子情報が入ったチップが埋め込まれている。寿命も算出でき、人生の残り時間まで売り買いできるようになっていたが……。

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