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第94回センバツ高校野球

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めざせ頂点

’17センバツ・第3部 選手紹介・健大高崎/3 /群馬

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 <第89回選抜高校野球>

「何苦楚魂」が力に (7)小野寺大輝(おのでら・だいき)左翼手(2年)

小野寺大輝左翼手 拡大
小野寺大輝左翼手

 「何苦楚魂(なにくそだましい)」。グラブの内側に、この4文字が刺しゅうされている。「何苦楚魂だろ」。少年野球時代、エラーをして泣くたびに、監督からこう言って怒られた。めげそうになった時に力をくれる言葉だ。

 健大高崎に入部してまもなく膝を故障し、1年間練習に参加できなかった。その間、同級生はどんどん試合に出て、経験を積んでいく。グラブの刺しゅうをそっと見ては、「復帰したらすぐにチームに溶け込めるようにしよう」とウエートトレーニングに励んだ。

 昨秋の県・関東大会では打率4割、盗塁数はチームトップの9。「まだまだ物足りない。もっと打撃で貢献したいし、隙(すき)があれば(盗塁も)狙っていきたい」

「瞬間」つかんだ俊足 (8)今井佑輔(いまい・ゆうすけ)中堅手(1年)

今井佑輔中堅手 拡大
今井佑輔中堅手

 2014年夏の甲子園のテレビ中継を見て、足で球場を沸かす健大高崎のプレースタイルに憧れ、入部を決めた。

 50メートル走のタイムは5秒9とチームトップクラス。中学時代から足には自信があったが、入部当初は、健大高崎の「標準」のリード幅(4メートル30センチ)を取ることに苦労した。なかなか帰塁できず、練習に多くの時間を割いて何とか身につけた。

 お手本にしているのは湯浅大主将(2年)。「スタートの姿勢がきれいで、駆け引きがうまい」。最近、徐々に投手がホームに向かって投げる“瞬間”がつかめてきたという。

 「健大のユニホームを着てセンバツに出られるのは本当にうれしい。足で見せたい」

打てるフォーム追求 (9)安藤諭(あんどう・さとし)右翼手(2年)

安藤諭右翼手 拡大
安藤諭右翼手

 2014年夏の甲子園で、中学時代に所属していた「波崎ボーイズ」(茨城県)の先輩、石毛力斗さん(当時1年)が健大高崎の投手として活躍している姿に憧れた。

 昨年、その石毛さんと寮が同部屋になり、いろいろアドバイスを受けた。卒業後も定期的に「調子はどう?」と連絡をくれ、センバツ出場が決まった時には自分のことのように喜んでくれた。

 昨秋の関東大会では先発メンバーから外れ、この冬は、打ちやすいフォームではなく、「打てるフォーム」を追求。「軸が安定し、広角に打てるようになってきた」と語る。憧れの先輩が活躍した甲子園。「石毛さんは素晴らしいピッチングをした。それを超えるくらいの活躍をしたい」=つづく

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