ガザ地区

夢は最年少の女性起業家 焼却灰でブロック開発

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マジド・マシュハラウィさん。開発したブロックは外壁用などとして一部民家で使われ始めたという=パレスチナ自治区ガザ地区で5日
マジド・マシュハラウィさん。開発したブロックは外壁用などとして一部民家で使われ始めたという=パレスチナ自治区ガザ地区で5日

 イスラエルが「テロ対策」として封鎖するパレスチナ自治区ガザ地区で、入手困難なコンクリートのかわりに、焼却灰を利用したブロックを開発した女性がいる。マジド・マシュハラウィさん(23)。昨年8月、日本人の有志が企画したガザ起業コンテストで優勝し、日本企業での研修などのため8日から来日している。夢は「ガザで最年少の女性起業家として成功すること」だ。【ガザ市(パレスチナ自治区ガザ地区)で大治朋子】

 測量士の父イスマイルさん(54)の長女。「父は仕事熱心でほとんど休まず、家にいないことが多かった。幼いころから父の職場で遊ぶようになり、技術に興味を持ち始めた」という。学生時代の得意科目は数学や物理で、大学では土木工学を専攻。「ガザは保守的で、変化を嫌う。理系の女性はほとんどいないし、女性は若くして家庭に入る。だから異端視されてきた」

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