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教育国債

議論迷走…「無償化」財源どうする?

 安倍晋三首相が意欲を見せる教育費の無償化に必要な財源に関する議論が迷走している。「教育国債」を発行して財源を確保する案が浮上しているが、財源の裏付けのない赤字国債に過ぎず、国の借金増につながる。無償化の恩恵を受けるはずの将来世代が負担を背負うことになるため、慎重な検討が求められている。【小倉祥徳】

財政悪化、将来にツケ

 政府はこれまで教育費支援として、幼児教育の一部無償化や、返済の必要のない給付型奨学金の創設などを進めてきた。首相は、憲法改正で「教育無償化」の実現を訴える日本維新の会を取り込む狙いもあり、無償化を拡充したい意向とされる。ただ、完全無償化には5兆円程度が必要と見られ、2月から議論を始めた自民党内では、使途を教育に限定する「教育国債」を発行して投資家から借りたお金を充てる案が文教族を中心に浮上している。

 だが、教育国債は国の赤字を穴埋めする赤字国債であることに変わりはない。国と地方の借金が1000兆円…

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