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漫画で解説

手話で話そうの巻

方言や新語も表現できる 「言語」として広める条例も

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ののかが公園で手話の本を読んでいます。 菊は「手話の勉強をしているのかい?」と尋ねました。 ののかのおばあちゃんが最近、耳が遠くなっていて、手話ならコミュニケーションが取れるのではないかと考えたようです。 世間でも手話を「言語」として普及させる動きがあります。 「手話言語条例」が9県56市8町で成立しています。
手話はいつからあるのでしょうか? 1760年、フランスのド・レペ司祭が始めたそうです。 北米の先住民の間でも、手を使った会話があったという説もあります。 日本では江戸時代末期に、遣欧使節団がろう学校を視察。 明治時代には「京都盲唖(もうあ)院」が設立され、ろう教育が始まりました。 ろう学校では手話を使っているのでしょうか? そうではないのです。 実際には、読唇と発声訓練による「口話」が基本とされ、「日本語が身につかない」と事実上、禁止されていた時代もあったのです。
手話も、はやり言葉に合わせて増えています。 日本手話研究所が新しい手話を決めています。 1年に約200もの手話が増えるそうです。 新しい手話ができるまでの流れは以下の通りです。 事務局が手話にする単語を選定 ↓ 全国9ブロック班の研究員が手話の表現案を映像化 ↓ 映像を参考に学識経験者らで構成された本委員会で「新しい手話」を仮決定 ↓ ウェブサイトにアップし、10日間パブリックコメントを受け付ける ↓ 再度 本委員会で話し合い… ↓ 手話の確定 簡単な手話を覚えてみましょう。 <こんにちは> 両手を交差させながら、扇形に左右に開く ↓ 軽くおじぎをし、人差し指を折り曲げる <ごめんなさい> 親指と人差し指で眉間をつまむようにする ↓ 指をそろえて下ろしながら頭を下げる <ありがとう> 左手の甲から右手を縦に垂直に上げる
手話の必要性は、どんどん増えています。 東日本大震災で被災証明手続きなどの際、手話通訳の必要性を認識した福島県郡山市は、15年に条例を制定。 手話を使いやすい環境の整備を医療機関に促しています。 全日本ろうあ連盟は、筆談や手話の対応可能と分かるマークを策定。 公共施設の窓口などに掲示されるそうです。 ギョロ星人は、手話を使わなくても、脳内にテレパシーを送ることができるんだとか。 そんなことが出来るのは、ギョロ星人だけですが…。

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